創業当時から変わらない瓦せんべいの味は、選りすぐりの材料で決まります。
新鮮な卵と瓦せんべい専用ブレンドの小麦粉と砂糖、そして隠し味としてコクのある甘みを出すための蜂蜜。
これらのシンプルな素材、味だからお子様からお年寄りの方まで飽きずに美味しく食べていただけます。
ご家族が集まる場で、お茶菓子として会話も弾みます。
甘い香りが立ち込める亀井堂総本店の工房、
ここでは今も、熟練の職人が一枚一枚、愛情を込めて瓦せんべいを焼き上げています。
微妙な材料の配合や発酵時間、焼き加減にいたるまで、
四季の気候の変化に合わせて常にベストにコントロールする職人技。
それが創業以来の伝統の味を守り続けている理由です。
瓦せんべいも中瓦以上の大きさになると焼き上げるタイミングも難しくなり、大きく重い焼き印を均一に美しく押すことにも熟練の職人技が求められます。
使い込まれた道具は、いわば職人の手と一緒です。
何十年と使い込まれた手焼き用の焼き型、細かな線が美しく記される手掘りの焼き印、
焼いた後に形を整える木型など。
どれもが亀井堂総本店の歴史であり魂でもあります。