お歳暮の準備を始める時に、いつも何を選ぶか迷う人は多いのではないでしょうか。
特に和菓子は、日本の伝統や季節感を感じさせる贈り物として非常に人気があります。しかし、種類やブランドが豊富なため、「どれを選べばいいのかわからない」という方も多いはず。
とくに和菓子は自分が好きでなければ、選ぶ時にハードルが高く感じてしまいますよね。
今回は、お歳暮に最適な和菓子の選び方やおすすめ商品を詳しくお伝えします。
和菓子を通じて感謝の気持ちを伝え、贈る相手に喜ばれるよう、選び方や考え方をご紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
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なぜ和菓子が贈り物に適しているのか?
1.日本の文化と季節感を伝える贈り物
和菓子は、四季折々の自然や日本文化を象徴する贈り物です。お歳暮の時期には冬をテーマにした上品なデザインや味わいのものが多く、相手に「季節のご挨拶」を伝えるのに最適です。
また年齢が上がるほど、日本の文化を大切にしたいと考える人が増えてきます。
お歳暮をとおして、文化や伝統を大切にしているということがお相手に伝われば、きちんとした人だという印象を持ってもらいやすいですよね。
2.高級感と特別感を兼ね備えたギフト
和菓子は、その上品な見た目と手間のかかった製法から、高級感や特別感を演出してくれます。上質な包装や手作りの美しさで、贈り物としての価値が一層高まります。
和菓子は企業へのお歳暮としても喜ばれますが、もしスタッフの人数が多いなど、数がたくさんあった方が喜ばれる時は、和菓子にこだわらずクッキーなどが手軽かもしれません。
しかしある程度人数が限られているようでしたら、たくさん食べるよりも、上質なものを1つ2つ食べる方が喜ばれる場合も多いですよね。
贈るお相手の環境や人数を考えながら上手に選びたいものです。
3.幅広い年齢層に愛される味わい
甘さ控えめのものから濃厚な味わいまで、和菓子はさまざまな味覚を楽しめるため、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に喜ばれるのも魅力です。
おせんべいが好きだったり、あんこがすきだったり、お餅がすきだったりと、贈るお相手の好みに合わせて、より喜ばれるものを選ぶことができるのが和菓子の良さです。
人は年齢によって味覚が変わってきますので、小さなお子さんがいるお宅は甘いものを中心に探したり、若い方が多い場合は流行のお店、年配の方がいるお宅には日持ちがして甘すぎないものなど、年齢にあわせて選ぶと良いでしょう。
お歳暮で贈る、和菓子選びのポイント

相手の味の好みに合わせた選択
和菓子を選ぶ際に重要なのは、贈る相手の好みに合わせることです。例えば、甘いものが好きな方には濃厚な羊羹や練り切りを、甘さ控えめを好む方にはお煎餅や最中などを選ぶと良いでしょう。
とくに、お煎餅は日持ちがするものが多いので、一人暮らしの方やお菓子を食べるタイミングが少なそうな方などに選ぶと喜ばれます。
お相手の味覚や事情を考慮すると、自然と何を選ぶべきか絞られることがありますので、あくまでお相手のことを考えて探しましょう。
ブランドを意識して選ぶ
贈答用の和菓子では、ブランドの力も大きいです。特に和菓子は、100年以上の老舗も多く、それだけでお相手に喜ばれることもあります。有名なお店でなくても、70、80年以上商いをおこなっているお店も、商店街や町の中でみかけます。
そういったお店の商品を選ぶのも、地域活性化だけでなく、きちんと考えて商品を選んだという気持ちを表すことができますよね。
ぜひ和菓子メーカーの背景や歴史も合わせて選んでみてください。
歴史をひもとくと、意外なお菓子のルーツや、文化についての知識をたくさん発見することができます。
季節限定品を活用
季節感を取り入れた冬限定の和菓子は、お歳暮に最適です。雪景色や冬の花をモチーフにした美しい和菓子は、特別感があり贈る相手にとても喜ばれます。
栗や柚子など、冬ならではの食材を使った和菓子は、季節感を存分に楽しめその時だけの特別感を感じさせてくれます。和菓子の美しさや特別感を存分に活用したいですね。
健康志向の方にお歳暮として和菓子を選ぶ

和菓子は、基本的に自然の素材を活用して作られます。例えば、砂糖、小豆、もち米など、シンプルな材料を使ったものが多く、余計な添加物が含まれないことが特徴です。
特に老舗の和菓子店では、昔ながらの製法で作られているので、健康志向の方のお歳暮としては最適です。また、和菓子に使われる素材には、栄養価の高いものが多く含まれています。
例えば、小豆には食物繊維やポリフェノールが豊富で、美容や健康を気にする方におすすめです。栗や抹茶を使った和菓子も、栄養価が高く贈り物として喜ばれます。
自然素材でできた和菓子の一例をご紹介します。
砂糖不使用の羊羹
砂糖を使わず、甘みを自然の素材で引き出した羊羹も多くあります。
小豆本来の風味をしっかりと感じられ、満足感も高いです。
グルテンフリーの和菓子
米粉やもち米を使った和菓子は、小麦アレルギーの方にも安心して楽しんでいただけます。特に、きな粉餅やおはぎは、シンプルながら美味しさを堪能できる商品です。
健康のことを気遣ったお菓子をお渡しすると、きっと贈られた方はその気遣いを喜んでくださると思います。
人気の和菓子Best5をご紹介!

とらやの羊羹
小豆や白小豆などの豆を煮て作られる羊羹専用の餡。その餡に煮溶かした寒天と砂糖を加えて、煉りあげ、熟練した職人の目で確かめながら作っていきます。とらやは室町時代後期(1467〜1573年)に創業したお店です。
皇室に菓子を納める京都御所出入りの御用商人でしたが、現在は伝統を受け継ぎながら、時代に合わせたお菓子作りで様々な商品を提供しています。
塩瀬総本家のお饅頭
貞和五(1349)年に創業の日本最古の菓子司です。
日本人が慣れ親しんできた餡の誕生ともなった歴史を、今も受け注がれてきた職人の技術で味わうことができるのです。
茶人をうならせてきた塩瀬総本家のおまんじゅうは、日本三大まんじゅうにも選ばれています。
青柳正家の栗羊羹
昭和23年(1948年)に創業され、第1回全国銘菓奉献結成式典で一條実孝公に「正家」の名を賜った、上質なものを好む方々に選ばれているお店です。
パッケージも、6時間以上練り込まれる鮮やかな藤紫色も大変美しく、大切な方への贈り物として最適です。
森八の銘菓詰め合わせ
茶道でも使われる銘菓をそろえたパッケージ。加賀百万石の時代から400年近い歴史のある老舗。
素材もこだわりつくし、上生菓子は、ほぼすべてに紅花べにばな、クチナシなどの天然色素を使って、四季折々の自然の色が表現されています。
鶴屋吉信の京菓子
鶴屋伊兵衛によって創業された「鶴屋吉信」は、江戸時代から代々受け継がれている「ヨキモノヲツクル為ニ材料、手間ヒマヲ惜シマヌ事」の家訓のもと、お客様に喜ばれるお菓子創りに専念されています。
人気の「京観世」は発売当時とほぼお同じレシピで作られ、素材のおいしさと、ほろりとほぐれる餡が魅力です。
亀井堂総本店の瓦せんべいも、熟練した職人だけが押せる、重厚で迫力のある楠正成公の騎馬鎧姿の焼き印が美しく、神戸で150年愛される 「瓦せんべい」の発祥のお店です。
原材料はカステラと同じで洋菓子になりますので、お子様もお楽しみいただけます。見た目は和菓子のようで味は洋菓子と、世代を問わず多くの方のお好みに添うように作られています。お歳暮のお品として、ぜひ選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。
和菓子で伝える感謝の気持ち
お歳暮は、1年の感謝を伝える大切な機会です。和菓子を選ぶ際には、相手の好みや特別感のある商品を意識し、さらに美しい包装やメッセージカードで心遣いをプラスしましょう。
老舗の和菓子を選ぶ際は、そのお店の人気商品や、長く愛されてきたものをチョイスするのも良いでしょう。
長く愛される商品の多くは、製法や素材、職人の技術にこだわりを持ったものが多いです。流行のものを選ぶのも良いですが、地域に根付くものや、子供の頃から親しみのあるものを、あらためてお送りするのも良いかも知れません。
お相手のことを考えながら、贈り物選びを楽しみ、心に響く素敵なお歳暮をご用意してください。