ノベルティ選びは、予算やスケジュールから配ったあとの効果まで、心配事はつきないですよね。特に、配った後の評価は、ノベルティ選びでは重要です。
効果的なノベルティの条件のひとつにオリジナルノベルティという選択肢があります。
自社商品を持たない企業様などはとくに「オリジナル」をノベルティで印象づけるのは至難の業・・・。
今回は、オリジナルノベルティで成功するために知っておきたいことについてご紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
目次
オリジナルノベルティで、ただの“記念品”を卒業しよう
オリジナルノベルティとは、企業や団体が自社のPRや販促を目的として配布するオリジナルグッズです。単なる記念品ではなく、マーケティング施策の一環として重要な役割を担います。
オリジナルノベルティにすることで、既製品にはない自社の個性や価値を直接届けることができる「特別な販促ツール」となるのです。オリジナルグッズをわざわざ作らなくても、既製品にオリジナル要素をプラスするだけでも十分にオリジナルノベルティになります。
企業のロゴ入り・カラー印刷・オリジナル形状など、企業が持つ世界観やサービスの特徴をダイレクトに伝えることが可能です。
受け取った人が商品を使うたびに、ブランドを思い出してくれる点は、広告費以上の価値があるかもしれませんよね。もちろん、食べ物にオリジナル要素を追加することもおすすめです。
使う・食べる・持ち歩くなど、オリジナルノベルティは、ただの販促物ではなく「体験の一部」にもなりえます。
使いながら企業のオリジナルデザインされたものを何度も見る、持ち歩く際に定期的に思い出すなど、動きとプラスされることで、より印象に残りやすくなるのです。
特に「食べる」は、どんな世代にも喜ばれ、おいしさもプラスされることで好印象をもたれやすいのが魅力でしょう。
長く使ってもらうものをオリジナルノベルティにするのも理想的ですが、それだけデザイン性も問われてしまいます。あまりデザインが好みでないものを持ち続けたくはないですよね。
それに比べ、食べ物であればその場で美味しくいただき、喜んでもらえるので、味や見た目がしっかりしていれば、多くの方が喜んでくれることは間違いないでしょう。
失敗しないノベルティ選びのステップ

ステップ①|目的を明確にする
配布目的をはっきりさせることで、選ぶアイテムの方向性が定まります。
・ブース来場者数の増加・・・実用性が高く手に取りやすいグッズ
・ブランド認知の拡大・・・ロゴ入り・ユニークなデザイン
・SNSシェアを狙う・・・見た目にインパクトがあるノベルティ
ステップ②|予算と数量の設定
ノベルティ費用でかかりそうな代金をご紹介します。
・商品本体代・・・ノベルティの単価×数量(1個100~300円が主流)
・印刷費・加工費・・・名入れ、デザイン費など(0~数千円)
・送料・・・配送先の地域によって異なる(1,000~3,000円程度)
・デザイン料・・・パッケージや入稿データ作成など(5,000円〜)
ノベルティが必要な用途によって数量をご紹介します。
・展示会(ブース来場型)・・・想定来場者数×0.7〜0.8
・説明会・セミナー・・・参加人数+10〜20%の予備
・店頭販促・サンプリング・・・想定通行量の5〜10%程度
・企業訪問・営業配布用・・・月間訪問件数×1.2
ステップ③|商品を選ぶ(ターゲット・季節感)
予算と数量が決まったら、次はいよいよアイテム選定です。ただし、「定番だから」「安いから」では本当に効果のあるノベルティにはなりません。ここでは、ターゲット・季節などの観点から、相手の心に残るノベルティの選び方をご紹介します。
(ターゲット別のおすすめノベルティ)
・ビジネスマン・・・USBメモリ、名刺ケース、手帳型ふせん、食べ物
・学生・就活生・・・クリアファイル、シャープペン、ノート、お菓子
・主婦層・・・エコバッグ、キッチングッズ、スイーツ系
どのターゲットにも食べ物は当てはまりますが、どんな食べ物を選定すると良いかが鍵となります。
(季節別のおすすめノベルティ)
・春(4月~6月)・・・花粉対策グッズ、携帯ミラー、新生活用品
・夏(7月~8月)・・・うちわ、冷感タオル、ドリンク系、扇子
・秋(9月~11月)・・・加湿グッズ、防災関連
・冬(12月~2月)・・・使い捨てカイロ、マグカップ
この場合も、食べ物は、溶けやすいチョコレートや傷みやすい食べ物以外は季節を問わずお選びいただけます。
亀井堂総本店の「オリジナル瓦せんべい」でロゴやイラストを焼き印で

亀井堂総本店の瓦せんべいは、信頼のある老舗ブランドとして、テレビなどでも数多く紹介されています。
サンテレビ「ブラタモリ」(2017年2月25日放映)
サンテレビ「KOBE LIFE」(2023年12月18日放映)
関西テレビ「よーいドン」(2024年8月28日放映)
おかげさまで、伝統と遊び心が融合しているとして、「亀井堂総本店のオリジナル瓦せんべい」は、企業や学校、お寺様からの問い合わせが年々増加しています。
信頼感を重視されているところからのご注文が多く、古くから伝わる伝統製法とその見た目を、自社のロゴやキャラクターと組み合わせる点が非常にお喜びいただいております。
ここからは少し、オリジナル瓦せんべいについてご紹介していきたいと思います。
オリジナル瓦せんべいの特徴①:ロゴ・校章・寺紋などを焼き印で表現
召し上がる人にも企業名や学校名などが届き、おめでたいイメージも持てるため大変お喜びいただいております。
(ご注文が多い団体様)
・学校:校章+校名
・お寺:寺門+名前
・神社:神社紋+名称
・企業:ロゴやキャラクターを焼き印にして印象的な仕上がり
(業種別ご利用イメージ)
・学校・・・卒業記念・入学式ノベルティ
・神社仏閣・・・行事・祭礼時の配布品
・企業・・・展示会・周年記念・株主総会
・お土産屋・・・オリジナル商品
オリジナル瓦せんべいの特徴②:年々注文数が増えている
その理由について2つほどご紹介させていただきます。
(1)昭和から平成まで使用していたパッケージデザインを、令和3年10月に一新したことで、若い方でも親しみやすいデザインになりました。
パッケージも完全オリジナル、一部オリジナルなど、テンプレートを三種ご用意しています。
完全オリジナルをご利用いただく方も多く、企業の理念や新商品、イベント・展示会のPR等をパッケージにデザインされるご利用の仕方も人気です。
瓦せんべいの焼き印ではロゴを、パッケージには告知や宣伝を印刷し、たくさんの情報を来場者様に提供しやすいと喜んでいただいております。
ただし、パッケージデザインは亀井堂総本店ではお受けできないため、デザインされたデータでの納品とさせていただいております。
(2)脱酸素材を商品に入れたことで、賞味期限を60日から150日に伸ばす事ができました。それにより、贈答品、お土産として安心してご利用いただいております。
賞味期限を伸ばすことでフードロスを防いだり、今までお渡しするタイミングが合わず、召し上がっていただけなかったお客様へもお渡しできる機会が増えることになりました。そのため、ノベルティ商品としても利用しやすくなっております。
もし、少しでもご興味いただけましたら、ぜひ亀井堂総本店にお問い合わせください。
ノベルティ効果を可視化して次に活かす

ここからは、実際にオリジナルノベルティを配り終わった後、どのような効果があったかを検証する方法について簡単にご紹介していきましょう。
可視化のポイントは「目的ごとに指標を決める」こと
ノベルティの目的によって効果測定の方法は変わります。
まずは、目的を3つのカテゴリに分けて、それぞれの評価指標をご紹介します。
指標①展示会やイベントでの来場者数アップ
・ブースへの来場者数(カウント)
・名刺交換数 or アンケート回収数
・配布数 ÷ 来場者数の比率(回収率)
・前年比(またはノベルティ非導入時)との比較
など、を見比べてみます。
例えば、昨年の展示会では配布なしで来場者は60名 →今年はオリジナルノベルティを導入して来場者は95名 →約58%の増加 という具合に数字で見てみます。
指標②企業認知・ブランドイメージの向上
・SNS投稿数(ハッシュタグ分析)
・アンケートでの自由記述(企業の印象に関する声)
・リピーター率(次回イベント参加者など)
例えば、展示会当日、「#ノベルティの名前 #イベント名」の投稿を確認したり、来場者アンケートにノベルティに関する感想が書かれている場合は反応があったとカウントできます。
指標③商談率・成約率の向上
・ノベルティを配布したリードの案件化率
・商談の成約率(訪問先での手渡し効果)
・営業担当のヒアリング内容
営業担当が訪問時にオリジナルノベルティを持参した際の成約率を見る、または、お持ちした際の反応や後からSNSにアップされたかどうかなどを確認します。
まとめ
今回は、オリジナルノベルティの良さと効果測定についてご紹介してみました。オリジナルノベルティを決める際に大切なことは、通常のノベルティを決める場合とあまり変わりはありません。
しかし、オリジナルだからこそ、パッケージに告知を入れられたり、独自の世界観を演出することができます。それらを考えると、どのようなお品を選ぶと喜ばれるか、いろいろアイデアがうかんでくるかもしれません。
こちらの記事が参考になれば幸いです。