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オリジナルグッズを珍しいモノにして差別化しよう!

2025.03.19
オリジナルグッズを珍しいモノにして差別化しよう!

企業のマーケティング担当者として、販促やブランド認知向上のために「オリジナルグッズ」を活用したいと考えている方は多いでしょう。しかし、よくあるボールペンやTシャツではインパクトが弱く、顧客の記憶に残りにくいのが現実です。

珍しいオリジナルグッズを選べば、顧客の記憶に残り、SNSなどで話題になる可能性も高まりますよね。そうすればマーケティング効果としても申し分ありません。

SNSでバズるグッズを選ぶのは至難の業ですが、実際にオリジナルグッズで成功した事例は世の中にたくさんあります。

大手の成功例はあまり自社とは関係ないと思われるかもしれませんが、成功のパターンを複数まとめて見る事で、そのイメージが御社のオリジナルグッズ成功の糸口になると思います
今回はそれらを交えてご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

「珍しいオリジナルグッズ」の成功事例3選

企業の販促グッズはありふれたアイテムでは効果が薄く、顧客の印象に残りにくくなりがちです。

しかし珍しいデザインや機能を持つオリジナルグッズは、競合と差別化できる重要なマーケティングツールになります。では実際に、どのような珍しいアイテムがあり成功しているのでしょうか。

1.自社製品をデザインしたブランケット

洋菓子ブランド「YOKU MOKU(ヨックモック)」が、自社の人気商品「シガール」をモチーフにした「くるくるシガールブランケット」を制作しました。

このブランケットは、シガールの形状とデザインを忠実に再現しており、巻くとまるで巨大なシガールのように見えるユニークなアイテムです。

公式オンラインショップで1万円以上の購入者にプレゼントされ、大きな話題を呼びました。
思わず「シガール」のファンになってしまいそうなくらい愛着がわきませんか?お菓子が身近にあるなんて、女性は特に愛着をもってしまいそうなアイテムです。

オリジナルアイテムにする際の注意点

  • 制作業者の選定:オリジナルデザインのブランケットを制作するには、テキスタイル製品のカスタム制作を得意とする業者を選ぶことが重要です。
    デザインの再現性や生地の質感など、サンプルを確認しながら進めると良いでしょう。
  • デザインの著作権:自社製品のデザインを使用する場合でも、デザインの著作権や商標権に注意が必要です。社内での権利確認を徹底しましょう。
  • 数量とコスト:限定品として制作する場合、数量が少ないと単価が高くなる傾向があります。予算と相談しながら、適切な数量を設定してください。

2. コラボレーションによるミニカーセット

新光重機株式会社と南関東日野自動車株式会社がコラボレーションし、ショベルカーとトレーラーのミニチュアセットを制作しました。

このミニカーセットは、両社の公式X(旧Twitter)アカウントをフォローし、指定の投稿をリツイートすることで抽選で当たるというキャンペーンで配布され、多くのリツイートを獲得しました。

SNS運用でなかなかフォロワーが増えないなど課題をかかえている企業は、ぜひ実施してみることをおすすめします。

オリジナルグッズにする際の注意点

  • コラボ先の選定:関連性のある企業とのコラボレーションは、双方のブランド価値を高める効果があります。コラボ先の企業文化やターゲット層が自社と合致しているかを確認しましょう。
  • 制作業者の選定:精巧なミニチュアを制作できる業者を選ぶことが重要です。過去の制作実績やサンプルを確認し、品質を確かめてください。
  • キャンペーンの設計:SNSでの拡散を狙う場合、フォロー&リツイートキャンペーンは効果的です。ただし、応募条件や当選者への連絡方法など、詳細を明確に設定し、公平性を保つことが求められます。

3.オリジナルデザインの「うまい棒」

株式会社やおきんが提供する「うまい棒」のオリジナルパッケージ制作サービスを利用し、自社のロゴやキャラクターをデザインした「オリジナルうまい棒」を制作する企業も多いです。

手軽なお菓子でありながら、パッケージデザインを自由にカスタマイズできるため、イベントやキャンペーンのノベルティとして人気があります。
完全オリジナルうまい棒も作れるので、本気で自由にデザインしたいとお考えの場合は面白いものができそうですよね。

オリジナルグッズにする際の注意点

  • 制作業者の選定:「うまい棒」のオリジナルパッケージ制作を手掛ける業者と直接契約するか、代理店を通じて注文します。デザインの入稿形式や納期、最小ロット数などを事前に確認しましょう。
  • デザインの作成:自社のブランドイメージやキャンペーン内容に合わせたデザインを作成します。食品パッケージのため、衛生面や法的表示(賞味期限や成分表示)にも注意が必要です。

SNSで拡散を狙う時に押さえておきたいポイント

SNS

①ユーモアのあるデザイン

面白く、クスッと笑えるグッズはSNS拡散のきっかけになります。
思わず「かわいい!」と思えるものも良いでしょう。

  • 変わった形のUSBメモリ(寿司型、工具型、動物型)
  • メッセージ入りのマグカップ(角度によって違う言葉が浮かび上がる)

②実用性とユニークさを両立

単なるネタグッズではなく、実際に使えるアイテムが人気です。
YOKU MOKUのブランケットもそうですが、会社で使えるなど、使える頻度が高いものが良いですよね。

  • 収納機能付きエコバッグ(折りたたむと動物の形になる)
  • 充電可能なカイロ(冬場に使えるノベルティとして人気)

③「限定感」のあるアイテム

「ここでしか手に入らない!」という限定感が、特別感を演出します。期間限定など区切ることで特別感が出ます。
オークションなどで高く取引されると、オリジナルアイテムの価値が上がったように思えますよね。

  • 数量限定の特製ステッカー
  • イベント参加者限定のオリジナルピンバッジ

「SNSでバズったオリジナルグッズ」3選をご紹介

バズる

1. 赤城乳業「かじるバター&クッキー」オリジナルクッションキャンペーン

赤城乳業株式会社は、人気商品「かじるバターアイス」の新シリーズ「かじるバター&クッキー」の発売に合わせ、公式X(旧Twitter)でオリジナルクッションが当たるキャンペーンを実施しました。

このクッションは、商品のパッケージデザインを模したもので、そのユニークさから多くのユーザーの関心を引き、SNS上で大きな話題となりました。

2. 森永乳業「PARM(パルム)」×ヨギボー コラボキャンペーン

森永乳業の「PARM(パルム)」は、ビーズソファブランド「ヨギボー」とコラボレーションし、オリジナルビーズソファが当たるキャンペーンを実施しました。

このキャンペーンは、両ブランドの公式アカウントをフォローし、対象の投稿をリツイートすることで応募できる形式で、多くのユーザーの参加を促し、SNS上で大きな反響を呼びました。

3. 山崎製パン「ダブルソフト」オリジナルレジャーシートキャンペーン

山崎製パンは、人気商品「ダブルソフト」のオリジナルレジャーシートが当たるキャンペーンを実施しました。

このレジャーシートは、ダブルソフトのパッケージデザインを大きくあしらったユニークなもので、SNS上で「可愛い」「欲しい」といった声が多数寄せられ、話題となりました。

自社商品がない場合のオリジナルグッズのコツ

企画

上記で紹介してきたオリジナルグッズはほぼ全て、自社の商品をモチーフにしていますよね。

しかし、オリジナルグッズを作りたいが、自社ブランドの商品がないという企業も多く存在します。
そんな場合でも、ターゲットに合ったオリジナルグッズを制作し、ブランドの印象を強める方法があります。

ブランドのイメージを反映する

IT企業ならスタイリッシュなデザイン、環境意識の高い企業ならエコ素材を使用など、業種や企業文化に合ったデザインを採用すれば自社商品がなくても企業カラーやロゴを活かしたオリジナルデザインが可能です。

ターゲット層に適したアイテムを選定する

BtoB向けならビジネスシーンで活躍するアイテム、BtoC向けなら話題性やトレンドを重視したアイテムなどをベースにしてオリジナルデザインのグッズにするのも一つです。

ターゲット層を意識することは、ある意味での差別化であり、顧客満足度を高めることもできます。アイテムに合わせて自社の要素を感じるデザインを施すことが重要です。

亀井堂の「オリジナル瓦せんべい」は、ブランドのオリジナリティを伝えることができるよう、オリジナルパッケージもご用意可能です。

なんといっても、オリジナルの焼印を瓦せんべいに押せるので、自社商品がない企業様に多く選んでいただいております。食べられるオリジナルグッズとして、ぜひ一度瓦せんべいもご検討ください。

まとめ

今回は、オリジナルグッズを珍しいものにして話題を呼ぶ方法と事例についてご紹介しました。多くの企業が話題性を作るためにさまざまな面白い企画を実施しています。

特にSNSの力を借りることは非常に有効で、拡散力も強いとあらためて感じました。成功事例を見ながら、オリジナリティ豊かなグッズを作ってみてくださいね。